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京焼雲錦文盃洗 d12.7cm Kyo Ware Enameled Stem Bowl or Basin, Momiji Maple Leaves and Sakura Cherry Blossoms 19th-20th C

¥6,000 税込

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咲き乱れる桜花を白雲に。真紅に染まる紅葉の葉を錦に。
雲と錦になぞらえられた桜と紅葉とを同じ器面に描いたのが「雲錦(うんきん)」模様です。

江戸時代中期の尾形乾山の盃台に登場するのが始まりとされ、その影響を受けた江戸時代後期の仁阿弥道八の作品以降、京焼を中心に伝統的な意匠となりました。
本品は、長い脚部の縁に清水六兵衛風の「清」印が押されています。

あきのゆふべ(秋の夕)
たつたがはにながるゝもじぢをば(竜田川に流るる紅葉をば) 
みかどの御めににしきとみたまひ(帝の御目に錦と見給い) 
はるのあした(春の朝)
よしの山のさくらは人まろが心には(吉野山の桜は人麻呂が心には)
雲かとのみなむおぼえける(雲かとのみなむ覚えける)

上記は、雲錦文の名称の由来ともなっている、紀貫之(872-945)による『古今和歌集仮名序』の一節です。
『古今和歌集』は、平安時代前期の延喜5年(905)醍醐天皇の勅命によって編纂された初の勅撰和歌集。古今和歌集には2つの序文が添えられており、ひとつは漢文で書かれた「真名序(まなじょ)」、もうひとつが仮名で書かれた「仮名序(かなじょ)」なのです。
真名序は紀淑望(きのよしもち)、仮名序は紀貫之によって執筆されたという説が有力となっています。

状態:色釉に縮れ・一部剥離。木箱(保存箱)入
口径 12.7cm
高さ 10.1cm
重さ 約306g

陶器
日本・京都
江戸時代後期〜明治時代 19〜20世紀

A charming enameled ceramic stem bowl or basin, with design of momiji maple leaves and sakura cherry blossoms.

Ceramics
Kyoto, Japan
Late Edo to Meiji. 19th-20th C

Condition : Glaze defects.
d12.7cm 
h10.1cm

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