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古伊万里染付鳳凰太公望文小碗 d10.2cm Imari Blue and White Cup, Design of Phoenix and Landscape with Figures (Lu Shang and King Wen of Zhou?) 17th-18th C | HANAFUDA
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唐物趣味が反映された古伊万里のうつわです。
鳳凰の姿や、口縁内側の唐草文などを見ると、明時代の景徳鎮のうつわがモデルとなったものでしょうか。
外側には、山水風景が360°にわたって展開されています。
建物に向かう二人の人物と、水のほとりで水面に釣り糸を垂らす人物から察するに(あくまで私見ながら)明時代の成立とされる小説『封神演義(ほうしんえんぎ)』の一場面ではないかと思われるのです。
木こりの武吉の案内で、呂尚の庵を訪れる周の文王。
しかし呂尚は留守で、待てど姿を現しません。
そこで武吉が次に案内したのが、水のほとりの岩場でした。
武吉によれば呂尚はそこでいつも天下を釣ると言って座っているといい、文王はその呂尚こそが祖父が予言した賢人だと確信します。
そして三日間の斎戒沐浴ののち、文王は呂尚と巡り逢うのでした。
文王の祖父(太公)が望んだ大賢人、すなわち「太公望」は、その後丞相として文王を助け、殷を滅ぼします。
文王は賢王として知られ、平和や賢明な統治を願う象徴となります。
富山県内の祭礼の山車にも、周の文王が太公望・呂尚を迎える場面が彫刻で表されている例があるのですが、興味深いのは、そこに鳳凰が共に表されているのです。
鳳凰は、聖王の世に現れるとされる瑞鳥。
肉厚でずっしりとした手取りで、風格を感じさせるうつわです。
盃として酒や茶のうつわに、また浅めの小服茶碗としてもいかがでしょうか。
水をたたえると、鳳凰の姿が水面に浮かび上がってくるように見えます。
状態:若干の擦れ。
口径 10.2cm
高さ 4.1cm
容量 約170ml
重さ 約170g
磁器
日本・有田
江戸時代中期 17~18世紀
A charming blue and white porcelain cup with design of a phoenix inside, and landscape with figures outside. The design outside seems to be a story of Lu Shang and King Wen of Zhou in ancient China.
Porcelain
Arita, Japan
Middle Edo. 17th-18th C
Condition : Scuffed.
d10.2cm
h4.1cm
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