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南部鶴蒔絵煙硝入 h11.5cm Lacquered Wooden Powder Flask Case, Design of Cranes and Mt. Fuji Landscape in Gold Makie 19th-20th C

¥30,000 税込

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「南部鶴」は、向鶴紋や双鶴紋とも呼ばれます。
北奥羽の雄、南部氏が家紋としました。
向かい合う鶴の胸に九曜文が表されているのが特徴です。

本品は、南部鶴の蒔絵のある煙硝(えんしょう)入れ。
背面は富士と松林。帆船も見えますので、駿河湾の光景でしょう。
煙硝とは、銃(火縄銃や猟銃)の火薬のことで、昔はこのような入れ物に入れて携帯したのです。
詳細は不明ながら、南部鶴が描かれているという点、また獣骨等やや手の混んだ細工からも南部氏との関連も考えられるのです。

状態:イタミ
高さ11.5cm
幅6.9cm
厚さ2.0cm
重さ約33g

木に漆・獣骨・鉄
日本
江戸時代後期~明治時代 19~20世紀

A charming lacquered powder flask case, with design of cranes and Mt. Fuji landscape in gold makie.
The cranes design is from the crest of Nanbu clan in Northern Tohoku Region.

Lacquered wood, animal bone, iron
Japan
Late Edo to Meiji. 19th-20th C

Condition : Damaged.
d11.5cm
d6.9cm

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